デジタルワイヤレスマイクの標準規格


デジタルワイヤレスマイクの特徴

◎妨害電波に強く、弱電界時でも高いSN比を保つことができる。従来のアナログ方式ではDU比が40dB以上でなければクリアな音声を保つことはできなかったが、デジタル方式では20dB以上の差があればクリアな音声を保つことができる。

DU比とはDesired to Undesired signal ratioの略で、受信したい電波と受信したくない妨害波とのレベル差のことである。

◎アナログでは100m以上離れないと同一周波数を使用できなかったが、デジタルでは数十メートルの距離で使用できる。

◎アナログのような第三次相互変調ひずみが生じないので、チャンネル構成をする必要がなくなり同一エリアで、B帯で10波、A帯でそれぞれ18波(合計72波)以上同時使用できる。

◎アナログ方式では必要としていたコンパンダを必要としないので音質が向上した。

◎マイク側の作動情報を伝送できるので、バッテリーの残量、周波数、ID、エラー情報などを受信側で監視できる。

◎独自のデジタル符号伝送により、盗聴を避けることができる。

●消費電力量が大きいのでアナログ方式よりも使用時間が短い。

単三型アルカリ乾電池2本で約6時間

●開発費や使用電子部品によりコスト高となって、商品価格が高い。

●音が遅れる。

アナログ信号をデジタル信号に、またデジタル信号をアナログ信号に変換する過程で、その作業時間がかかるので、デジタル方式の音信号はアナログ方式に比べて数ミリ秒遅れる。


■デジタル方式ワイヤレスの標準規格

A-1
A-2
A-3
A-4
B

同一場所同時使用可能チャンネル

18波

18波

18波

18波

10波

送信電力

50mW以下

50mW以下

50mW以下

50mW以下

10mW以下

DU比

20dB以上

20dB以上

20dB以上

20dB以上

20dB以上

音声周波数

20kHz以上

20kHz以上

20kHz以上

20kHz以上

15kHz以上

占有周波数帯幅

288kHz以下

288kHz以下

288kHz以下

288kHz以下

192KHz以下

免許

不要


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